(報道発表資料)
2025年6月13日
NTTプレシジョンメディシン株式会社
在宅医療対応電子カルテ「movacal.net」、音声入力とAI要約サービス「medimo」と連携
-電子カルテから音声入力とカルテ自動生成の利用が可能に-
NTTプレシジョンメディシン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:是川幸士、以下「当社」)は、在宅医療対応電子カルテ「movacal.net」と株式会社medimo(東京都世田谷区、代表取締役:野村 怜太郎・中原 楊・馬 劭昂)のカルテ自動生成アプリ「medimo」との連携を2025年6月16日(月)よりスタートします。
本連携により、「movacal.net」のカルテ記載画面から「medimo」を起動することができるようになり、2つのサービスを連携してご利用できるようになります。「medimo」の機能により音声から要約処理をされたテキストデータがボタン操作ひとつで「movacal.net」のカルテエリアに貼付できるようになっています。
1. 連携の背景
「movacal.net」のお客さまのうち、「medimo」をあわせてご利用いただいているお客さまより、この2つのサービスを連携してほしい旨のニーズをいただいておりました。そのニーズにお応えするべく、昨年度より「medimo」との連携サービスの企画・開発を進めてまいりました。
音声入力された内容は、文字起こしされてテキストデータとして電子カルテに表示され、AIによってSOAP形式などの医療現場で求められるフォーマットに要約・変換されることで、電子カルテの作成業務をサポートします。
2.本連携の特長
・「movacal.net」のカルテ記載画面から「medimo」の操作が可能
従来は「medimo」のアプリを起動して音声入力とカルテの文案を生成し、それを電子カルテにコピー&ペーストで貼り付けるなどの操作が必要でした。
本連携により「movacal.net」のカルテ記載画面での操作のみで「medimo」の音声入力と要約機能を利用することができるようになります。
「movacal.net」からリアルタイムで「medimo」に音声データが連携され、文字起こしされたテキストがリアルタイムでカルテ記載画面に表示されます。文字起こししたテキストの要約や、要約をカルテへ貼り付ける操作もボタン一つで可能です。
「medimo」でお客さまごとに設定したテキスト要約のプロンプトも、「movacal.net」でテキスト要約する際に選択して利用できるため、カスタマイズしたフォーマットでのカルテ文案が作成できます。
このように、従来「medimo」で行ってきた作業が、電子カルテ内ですべて完結するため、手間が少なくシームレスな操作が可能となります。

3. 今後の予定
当社は、医療分野のデジタルトランスフォーメーションを技術的側面から支援し、医療従事者さまの負担軽減をめざして今後も現場の声を反映したサービス開発を進めてまいります。
<本件問い合わせ先>
NTTプレシジョンメディシン株式会社
メディカルインフォメーション事業部 樋口、松丸、太田